仮交際・真剣交際の時に話しておくべきこと
結婚相談所で活動中の方で、こんな悩みを持っている方も少なくありません。
・仮交際まで進んだけど、相手とどんな話をすればいいの?
・真剣交際中に、どこまで結婚の話をすればいんだろう?
結婚相談所のカウンセラーからは「デートを重ねてたくさん会ってください」とアドバイスをされると思いますが、具体的にデートの時にどんな話をすればいいのかわからないままデートに行ってしまう方もいます。
真剣交際に進んでからも、どのぐらいのスピード感で結婚について話していけば大丈夫なのかを、しっかりと理解している人は少ないと思います。
そこで今回は「仮交際・真剣交際の時に話しておくべきこと」というテーマで話していきます。
Contents
仮交際の時に話すべきこと
仕事について
まずはお互いの仕事について話しましょう。
どんな仕事をしているのか?なんでこの仕事をしているのか?仕事にやりがいはあるのか?など。
お相手の仕事に対する考え方を知ることで、尊敬できる部分が見つかると思います。
また結婚後に仕事を続けていくのかどうか、転職や転勤の可能性はあるのかなどを話す必要があります。
結婚した後の生活の事も確認すべき点です。
お互いの仕事の休みも、デートの日程を決める際に関係があるので、早めに話しておくことをオススメします。
土日祝休みなのか、シフト制なのかで、予定の組みやすさは大きく違ってきます。
結婚後のライフスタイルにも関わってくるので、これも忘れず話しておきましょう。
趣味や休日の過ごし方
基本的なことはプロフィールに書いてあると思いますが、この点もしっかりと確認してください。
趣味や休日の過ごし方は、相手がどんな人なのかを知るために聞きやすい内容でもあります。
休日はよく出かける人と家にいる人では考え方も異なってくるので、交際を続けることが難しい場合もあります。
プロフィールに書いていないことを趣味にしている人もいるので、相手がどんな人なのかを理解するために、この「趣味・休日の過ごし方」という点は絶対に話しておきましょう。
子どもについて
結婚後に子どもを望んでいるかどうかは、絶対に話しておいてください。
ここで考え方が合わない場合は、結婚まで進む可能性はかなり低いです。
子どもを望む場合は、計画的にするのか、自然に任せるのかなど、お互いの事情も含めて話し合う必要があります。
また男女ともに不妊で悩んでいる人もいたり、女性が35歳以上の方であれば高齢出産となったりするので、かなりデリケートな内容でもあります。
いきなり話を切り出すのではなく、自然な会話の流れから話せるほうが良いと思います。
結婚観について
ここまで話しておくべきことで挙げたこと以外に、結婚後の生活をどのように考えているのかを話しておきましょう。
・家事育児の分担
・金銭感覚や結婚後の貯金方法
・結婚後どこに住むのか、同居は希望しているのか
結婚するにあたって、不安だと思う部分は誰にでもあると思います。
この相手なら大丈夫!と思ってからでないと、結婚は出来ないと思います。
自分と相手の結婚に対する考え方が合っているのかどうかを、確認することも婚活においては重要なことです。
仮交際から真剣交際に行く際の注意点
仮交際で何度も会って、お互いのことを理解した段階で、真剣交際に進もうと考えるはずです。
特にお互いの考え方や生活に不安や不満がなければ、そのまま真剣交際に進んでも良いと思います。
ですが、ここで不安が解消できていなかったり、相手に話すべきことを話していない状態で、真剣交際に進んではいけません。
なぜなら、それが原因で真剣交際が終了となってしまう可能性があるからです。
例えば、持病で通院歴があるのに、それを仮交際では話さずに真剣交際になってから話したとします。
これをお相手がどう捉えるかは、本当に未知数です。
「通院していて大変なんだ、支えてあげなきゃ!」と思ってもらえたら御の字ですね。
これが「え、なんで真剣交際に行ってから話すの?」「持病持っている人との結婚は難しいかも」と思われてると、ほとんどの場合は交際終了の申し出をされてしまいます。
お相手に対して不信感や不安感を与えてしまうのは、結婚相談所の活動においては避けるべきことです。
結婚後の生活において話さないといけないことは、真剣交際に進む前に絶対に話しておきましょう。
真剣交際の時に話すべきこと
婚約指輪・結婚指輪について
真剣交際に進んでからは、より本格的に結婚について話す必要があります。
その内の一つとして「婚約指輪や結婚指輪について」話しておきましょう。
婚約指輪と結婚指輪では、使う時や役割が違います。
・婚約指輪:婚約の証として男性から女性に贈る指輪。女性だけが身につけます。主にプロポーズの時に使います。
・結婚指輪:夫婦の証として二人で日常的に見につける指輪。既婚者であると周りに伝える役目があります。
女性によっては「結婚指輪」だけで良いという人もいます。
婚約の証としては、プロポーズの言葉だけでも嬉しいと思う人もいるので、婚約指輪は買わなくてもよいと考える女性も少なくありません。
人によって指輪に対する価値観が違うので、その点は指輪を購入する前に話し合っておきましょう。
結婚式について
結婚式についても、前もって話す必要があります。
式は挙げないけどフォトウエディングのような写真だけ撮りたいと考える人や、そもそも結婚式なんていらないと考える人もいます。
中には、本人たちはやる気ないのに、親など周りの人間が結婚式を挙げたがっている状況の人もいます。
人によって事情は様々なので、本人たちが納得できる答えを出せるように、しっかりと話し合っておきましょう。
お互いの親について
お互いの両親や身内について、どの程度の距離感なのか、関係性は良いのか悪いのかなども話す必要があります。
年に何回帰省しているのか、仕送りや介護はどうするのかなど、デリケートな話ではありますが、結婚するにあたって避けては通れない話題でもあります。
同居を希望している、女性側の苗字に変えたり婿養子になってほしいなど、こういったことは嘘を付いたり黙っていたりしないで、包み隠さず話してください。
話していないと、離婚の原因になる可能性が大いにあるので注意してください。
結婚後の生活について
仮交際の時とは違い、ここではもっと具体的に結婚してからの生活について話してください。
一緒に住む家を不動産に行って探したり、夫婦共同の口座を作ったり、子どもをいつ頃作るのか、それまでにここまで貯金の具体的な金額を出したり。
お互いの考えをすり合わせて、より一層結婚に向けて本音で話し合いましょう。
ここで我慢して相手に合わせたり、嘘を付いたりすると、そのしわ寄せが結婚後に来てしまい、最悪離婚ということもあり得ます。
相手に一方的な要求をすることもダメですが、自分の意思が無さすぎるのもダメです。
これから先、何十年と一緒にいることになるので、妥協せずに話すことがとても大切です。
最後に
結婚相談所での交際中は、デートを重ねて会う回数を増やすことが、成婚に繋がるコツです。
ですが、ただ会うのではなく、しっかりと結婚を見据えた内容にしないと、時間だけが過ぎてしまうので勿体ないです。
お相手からも「結婚する気ないのかな」と良くない印象を持たれてしまうこともあるので、仮交際・真剣交際関係なく結婚を前提とした交際であることを常に意識しておきましょう。
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